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ビーチクリーンに参加する方法とそのメリット

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サーファーにとって大事なイベントにビーチクリーンがあります。

 

これは普段お世話になっているビーチブレイクを掃除して海に恩返しをしようというもので、サーファーや地元住民の方が砂浜を歩きながらゴミ拾いをします。

 

気持ちの良いとても素敵なイベントなのですが、サーフィンを始めたばかりの初心者は参加に億劫になってしまいがちです。実際に僕も初参加までは時間がかかってしまいました。

 

この記事では、ビーチクリーンへの参加方法と、参加することによるメリットをご紹介します。

 

ビーチクリーンへの参加方法

まずはビーチクリーンへの参加方法です。

 

いつやってるの?

ほとんどの場合は月に一回のペースで開催しています。

僕の知っている限りですと、毎月第2日曜日、第3日曜日などでしょうか。時間帯はおおよそ10時開始が多いように思います。所要時間は30分から1時間程度でしょう。

 

開催日時は近隣のサーフショップに直接尋ねるか、ショップのサイトに載っていますのでチェックしてみましょう。ビーチクリーンに参加したいと言えば、快く教えてくれます。

 

準備したほうがいいもの

ビーチクリーンはいわば砂浜を歩きながらのゴミ拾いです。極端な話、素手でも問題ないのですが、たまに鋭利なプラスチック片などもありますし、衛生面が気になる方もいると思います。

 

ですので軍手は持っていった方が良いです。

自前のトングを持って参加されている方もいます。

 

 

毎回参加しないとダメ?

毎回でなくても、行ける時に行けば大丈夫です。僕も実のところ、時間的な制約もあり2~3回に1回の参加ペースですが、何も問題ありません。

無理にならないペースで、気持ちを持って参加することに意義があります。

 

 

ビーチクリーンに参加するメリット

上で述べた通り、ビーチクリーンは「海を綺麗にしたい」気持ちで参加するものですが、参加することによるメリットもあります。

 

ホームブレイクの特徴を知ることが出来る

毎月決まった日、決まった時間に海を訪れて掃除していると色々な発見があります。

ゴミの溜まりやすい場所、流木や漂流物の溜まりやすい場所から、その時期に入りやすいウネリの角度、風向きを知ることが出来ます。

 

また、広い海岸線を歩きますので、思わぬところでいい波が割れているのを見つけることもあります。ビーチブレイクは砂の溜まり方で波の割れ方が変わりますからね。普段は海に着いたらすぐに海に入る人も、じっくりと海の様子を観察するチャンスなのです。

 

普段は話さない人と話すことが出来る

海に入っていて、挨拶はするけれどあまり言葉を交わしたことがない人とも、ビーチクリーンでなら会話が自然と生まれます。同じ「海を綺麗にしたい」という思いを持って参加しているなら尚更です。

 

僕は普段から特定のサーフショップに所属していないのですが、ビーチクリーンで知り合った人との繋がりには感謝しています。

 

このブレイクはどんな時にいい波が来るのか、ここがダメな時にどこで入れるのか、などの場所に関することから、サーフボードのこと、おすすめのシェイパーのことなど、多くのことを教えて貰いました。

 

また、普段はちょっと近寄りがたい雰囲気を醸し出している人も、ビーチクリーンの時は穏やかに話しかけてくれます。近寄りがたいと思っていたことも、実はお互いが波に乗りたい気持ちが強すぎるばかりに生じたものだったことに気付かされたこともあります。

 

サーフィン仲間を増やしたい方にこそ、ビーチクリーンはオススメ出来ます。

 

まとめ

ビーチクリーンは月1回程度のペースで開催されています。

開催日時、集合場所などは近隣のサーフショップに聞くかサイトを見ればわかります。

必須の道具はありませんが、軍手やトングを持っていくと便利です。

 

ビーチクリーンをすると、より海を身近に感じ、サーフブレイクに対する理解が深まり、サーファー同士の繋がりが生まれる大きなメリットがあります。

 

最初はちょっとずつでも大丈夫です。

どんなサーファーも、海を綺麗にしたいという思いを持った方が新しく参加するのを歓迎します。

 

では、よいビーチライフをお過ごしください。