キャッチサーフへのワックスの塗り方
キャッチサーフをはじめとするスポンジ系のボードはまだメジャーではないため、ワックスの塗り方も一般にはあまり浸透してないように思います。僕も買った当初はショップで教えてもらった方法と、ネットで調べた方法を色々と試してみて、今の方法にたどり着きました。
この記事では、僕がベストと思うキャッチサーフへのワックスの塗り方をお伝えします。
どんなワックスを使うか
僕はSEXWAXのtropical(一番カタいやつ)を年中使います。一番カタいのを使う理由はいくつかあります。
まずスポンジボードは使い込んでいくとデッキ面が少し毛羽立ってくるので、通常のサーフボードほど滑りません。なのでよほどグリップ力を求めない限りはオールシーズン一番カタいワックスで十分なのです。
また、スポンジボードにワックスを塗ると染み込んでいくので、通常のサーフボードに比べるとワックスを完全に落としきるのは難しいです。ですので、比較的汚れやすい柔らかいワックスを塗ると汚れが目立ちます。
もちろん柔らかいワックスで不具合があるわけではないので、見た目よりもグリップ力を優先する方は使っても問題ないと思います。
僕はせっかくカッコイイ色をしたキャッチサーフを出来る限りはキレイに保ちたいので一番カタいワックスを使います。
ちなみにベースコートは必要ありません。お好きなワックスをシングル使いで十分です。
ワックスの塗り方
これは通常のサーフボードと同じです。まずはワックスの角の部分を使って格子状に塗ります。格子の感覚は5〜10センチもあれば十分です。
ざっくりと格子状にぬったら、今度はワックスの平面の部分を使って半径5センチくらいの円をぐるぐると描いていきます。
ここまでの所要時間わずか10〜15分程度です。普通のサーフボードに比べるとかなりお手軽ですね。このお手軽さもまたキャッチサーフの魅力であります。
ワックスを塗る範囲
細かいことは気にせず全面に塗ってください。スタンプからオディシーまで、ノーズに足を掛けることもあると思いますので全面塗りをオススメします。
ただ僕はレールにだけは塗らないようにしています。以前レールにもしっかりとワックスを塗ったら波待ちで体重のかかる股の部分を必要にグリップしてしまい、擦れて痛くなった経験があります。特に水着等ではより擦れやすくなります。
毎回塗る必要ある?
毎回塗る必要はないと思っています。ある程度ワックスが馴染んだらそんなに頻繁に塗らなくても実用には全然問題ありません。
僕は3回に1回の割合、もしくはちょっとサイズ大きめの波に使う前に塗るくらいです。やっぱりキャッチサーフはお手軽ですね。
まとめ
キャッチサーフへのワックスの塗り方は、カタめのワックスを普通のサーフボードと同じ塗り方で塗るだけでOKです。気にしない限り、毎回塗る必要もありません。
お手入れも手軽なキャッチサーフでサーフィンを楽しまれて下さいね。