キャッチサーフ(CATCHSURF)は水をガンガン吸うけど全く問題ないからね
スポンジですからね、それはもう水を吸います。
水を吸うことにメリットもデメリットもありますが心配いりません。
メリットの方が圧倒的に大きいからです。
どれくらい水を吸うの?
正直なところ、測ったことはありません。
あんな2m超えた長物をちゃんと測るのって大変そうじゃないですか。記事にしておきながらごめんなさい。
あくまで体感ですが、8フィートの板で3kgは重くなってんじゃないの?と思ってます。
新品と持ち比べたこともありますが、使い込んだキャッチサーフは明らかに重いです。スポンジ素材だから普通のサーフボードより軽いと思いがちですが、キャッチサーフの方が明らかに重いです。
なので「スポンジだから持ち運びラックラク!」なんてイメージで買ってしまうとあれ?ってなると思います。それでも、落として壊したらどうしようってプレッシャーから解放されるのは大きいですけどね。
水を吸うことによるデメリットは水がちょっと出てくること…
重くなることはデメリットにカウントしません。それは次で説明するとして、ぼくがデメリットとして挙げるのは「使った翌日くらいに水がちょっと出て来ること」です。
出て来ると言っても、せいぜいコップ半分くらいの量ですけどね。
しかしそれを知らなかったぼくは、あのポップなデザインに惹かれて、海で使った後も自室にディスプレイして保管してました。そこに翌朝こぼれている謎の水滴。
海水とわかっててもちょっとショックですよね。
お気に入りのジーンズちょっと濡れたし。
今は玄関先でマットを敷いて保管してますが、サーフボードの置いてある玄関ってサーファーっぽくて素敵ですね。
水を吸うことのメリットは、板の調子がよくなること!
これはもう圧倒的なメリット。
具体的に言うと、重量が増した分だけ波に押された時の加速がいいのでテイクオフが楽ちんになります。
よく「ロングボードはテイクオフがラク」と言われ、事実その通りなのですが、そのポイントは浮力と重量にあります。
重量は上記の通り、加速に関係するので適度にあった方がいいです。
浮力について説明します。
サーフボードがパドリングや波の力で得たエネルギーは
①前に進む推進力
②波の上に浮き上がる揚力
の2つに分解されます。
キャッチサーフはその体積から過大なほどの浮力があるので、その浮力が②の揚力を助けることになり、結果として①の推進力に多くのエネルギーを回すことが出来ます。
浮力のある板はパドリングが楽な原理はこれです。
重くなったら浮力は減らないの?と思う方もいるかも知れませんが心配無用です。
浮力はあくまで体積によって決まるもので、重量には無関係ですからね。
つまり、もともと浮力があるから前に進みやすく、水を吸って加速力が増すのでさらに進みやすいボードになるということです。
ぼくは積極的に水を吸わせて、いい感じに育ったキャッチサーフの乗り味が大好きです。
まとめ
キャッチサーフはスポンジ素材なので水を吸いやすいです。
使った後は、吸った水がちょっとだけ出てくるので、玄関や屋外、もしくは室内でもマットを敷いて保管するのがおすすめです。
水を吸って重くなったキャッチサーフは、サーフボードの性能として進化するので、安心してたっぷり水を吸わせちゃってください。
では、よいサーフィンライフを!