ぼくがサーフショップのメンバー/会員にならない3つの理由
日本のサーフショップにはメンバー/会員制度のようなものがありまして。
簡単に言うと、メンバーになるとボードやウェットを割引してもらえたり、合宿などショップ主催のイベントがあったりしてメンバー同士で友達も作りやすいメリットがあります。
その一方で、日本的というか、一昔前の感覚というか、しがらみがかなり強いのも事実です。
ぼくはサーフィンは自由に楽しみたいので、特定のショップのメンバーにはなっていません。そして特に何も困らず、今日まで仲間とサーフィンを楽しんでいます。
なぜ特定のショップのメンバーにならなかったのか、お伝えします。
好きなブランドのサーフボードを買えない
一番の理由はこれです。
サーフショップはいくつかのサーフボードブランドと契約していて、オーダーする場合はそのブランドの中から選ばないといけません。
ウェットスーツも同様です。
そのサーフボードブランドに地元の海を知り尽くしたシェイパーさんが居るならいいのですが、結局はどこか別の地域のシェイパーさんが削るそうなので、あんまり魅力に感じなかったんですよね。
憧れのタイラー・ウォーレンか、地元の海を知り尽くしたクラフトマンシップ溢れるローカルシェイパーに板をお願いしたいと考えていたぼくにとって、この選択肢は有り得ませんでした。
メンバーはショップで扱わないブランドの板には乗ったらいけないってわけではないのですが、かなりの冷たい視線とプレッシャーを受ける覚悟は必要です。
ぼくが初心者の頃にスクールを受講したショップは、その雰囲気がありありと出てました。
他の道具もメンバーになったショップで買わないといけない
これちょっと信じがたいんですけど、ショップによっては普通にあります。
よくサーファーが濡れたウェットを入れるバケツ、あれショップで買うと1500円とかしますからね。1500円て。
ぼく同じようなバケツをダイソーで300円で買ったけど何の問題もないですよ。
バケツだけならいいですけど、着替えポンチョやら細々とした道具もですよ。
ショップ側も経営とかいろいろあるんでしょうけど、ユーザーとして自由度が狭くなるのは避けたいところ。
Amazonや楽天でさくっと安く買えちゃうご時世ですからね。
縄張り意識がやばい
これ相当やばいと思いました。
スクールを受講したショップで板の購入を勧められたんですけど、そこで店長の言った言葉に耳を疑いました。
「うちで板を買えばステッカーを貼れるよ。ここらじゃ顔が効くから」
やばい。
顔が利くって。
なんかヤンキー漫画の世界が平気で目の前に広がってる。お前どこ中だよ?とかそういう世界。
ショップのステッカー貼った板で周りに顔が効いたとして、それでドヤ顔して波を譲ってもらったりするの?
そんなダサいこと絶対したくない。
もうその時点で「少なくともここじゃ絶対に買わない」と心に誓いました。
まとめ
サーフショップにもいいところはたくさんあるんですよ。
いいお店もたくさんあるんですよ。
実際に、ぼくが既製品のウェットスーツを買いに行くショップはほどよい距離感で気持ちよく買物できますし。
ですが、ぼくは自由になりたくて(もちろん海のルールは守りますよ)海に入るのに、余計なしがらみは要らないのでメンバーにはなりませんでした。
海で初対面の人にも挨拶したり笑顔でいれば、普通に友達も出来ましたしね。
自由なサーフィン、おすすめです。