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サーフィンの上達に筋トレは要らなかった

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初心者やこれからサーフィンを始める人に「筋トレはやるならやった方がいいけど必須じゃないから心配しないでいいよ」とお伝えする記事です。

 

 

ストレッチやヨガ、欲を言えば体幹トレーニングで十分サーフィンへの効果を実感できます。

 

サーフィン上級者が初級者よく言う言葉に

「パドル筋は筋トレじゃ鍛えられない」

「週1回程度じゃすぐ衰えるから上達しない」

があります。

 

大丈夫です。心配なら体幹トレーニングをしましょう。

 

※週1回くらいで楽しく波に乗りたい初心者向けに書いた記事です

 

 

パドル筋の話は気にしなくていい

サーフィンの世界でみんなが大好きな言葉、パドル筋。

 

それは時として初心者をビビらせるワードとしても活躍します。

 

しかしパドル筋について明確に説明できるサーファーがどれくらいいるでしょう。

 

一口にパドル筋と言っても人によって定義は本当にバラバラです。

上腕三頭筋が大事と言う人もいれば、僧帽筋が大事と言う人もいます。

いろんな意見をざっくりまとめると以下のような感じです。

 

・アウターマッスル系:上腕三頭筋、大胸筋、三角筋僧帽筋、etc

インナーマッスル系:肩甲下筋、小円筋、棘下筋、棘上筋、etc

 

なんかもう見てると「上半身の筋肉ほぼ全部じゃないか」という気すらしてきますね。

これぐらいアバウトなんですよ。

ぶっちゃけ言ってる方もよくわかってないです。

 

つまるところ、いろんな筋肉の総称なので個別の筋トレは十分可能です。

 

上腕三頭筋や大胸筋を筋トレで鍛えられないなんて有り得ないでしょう。

 

そして筋肉は1~2周間放って置いた程度じゃ衰えたりしません

発達にも時間はかかりますが、減衰にも時間がかかります。

 

結局、「パドル筋は海でしか鍛えられない」「パドル筋は時間を置いたらすぐなくなる」は半分は精神論的な話です。

 

確かにインナーマッスル系の筋肉や、それぞれを連動させてのフォームは海でしか練習出来ませんけどね、1周間ですっかりゼロにリセットされるかというとそれは違います。違いました。

 

なので初心者さんは余計なことは気にせず、海でしっかり練習してまだ余力があるなら筋トレに励む程度で十分ですよ。

 

 

やるなら体幹がいい

パドル筋よりむしろ気にして欲しいトレーニングがあります。

 

体幹です。

 

どれだけ高出力のエンジン(パドル筋)を積んでいても、ボディ(体幹)がヨレヨレの車や船は大したスピードは出ません。

 

体幹と言えばサッカーの長友佑都選手なんですけど、体幹をばっちり鍛えてスピードやボディバランスが1ランクも2ランクもアップしたのは有名な話ですよね。

 

サーフィンでも同じです。

 

いくら力いっぱいパドリングしたところで、ボードが左右にグラグラしていたり、前のめりに沈んだり浮いたりしてれば、水の抵抗でほとんどのパワーをロスしてしまいます。

 

パワーを上げる前に、まずは自分の体をきちんとコントロール出来る感覚を身につけるのが先です。

 

体幹トレーニングで有名なものはプランクですね。

File:Plank.jpg

 

体の芯をしっかり安定させることで、ボードの上での姿勢もよくなります。

当然ながらパドリングの効率もあがります。

 

また、体の隅々まで意識を向けるという意味ではストレッチやヨガもいいと思います。

 

ぼくはヨガはまだ本格的にやったことがないのですが、ぜひ日常の体のメンテに取り入れてみたいと考えています。

 

 

それでも僕が筋トレをする理由

今までさんざん筋トレは必須じゃないと言っておきながら、ぼくはやっています。

まあせいぜい自重での腕立て、腹筋、スクワット程度ですけど。

 

ウェットスーツって体のラインがめっちゃ出るんですよ。

 

胸がパーンと張ってて、肩幅ががっしりしてて、お腹がぎゅっと引き締まってるとか最高じゃないですか。

 

まだまだ途上ですが、そういう自己満足を目指してぼくは筋繊維をぶちぶち切っています。

 

 

おわりに

初心者さんが週1回でもサーフィンを楽しむために、筋トレやパドル筋を必要以上に気にしなくていいという話でした。

もし海に行けない日にトレーニングをするなら、体幹、ストレッチ、ヨガ辺りがおすすめです。

 

次に海に行くのが楽しみですね。

 

Stay stoked !